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実相寺(じっそうじ、旧字体:實相寺)は、茨城県古河市水海にある日蓮宗の寺院。山号を宝樹山という。本尊は大曼荼羅。〔『総和町史 民俗編』 457頁(実相寺)〕 旧本山は、大本山法華経寺。 ==歴史== ===起源(水海・柳原)=== 実相寺の『録記』・『実相寺略縁起』によれば、南北朝時代の応安元年(1368年)、中山法華経寺四院家のひとつ法宣院の第三世・日英が水海の小字柳原に開山し、のちに日親が中興開山したとされる。柳原は水海城(旧)の西隣で、現在地の内水海より南方、利根川近くにあった。両縁起では同寺の前史として、奈良時代の神亀3年(726年)に行基により開かれ、のちに空海が一時滞在したときに真言宗、さらに鎌倉時代の文永2年(1265年)に日蓮宗に転じたとされる。〔『そうわの寺院 II 』 55-73頁(日蓮宗水海実相寺について・内山 俊身 執筆)〕 なお中興開山を応永3年(1396年)、日英によるとした解説もある〔 〔『そうわの寺院 II 』「日蓮宗水海実相寺について」注釈には、応永3年開山とする例として、池上本門寺編『日蓮宗寺院名観』、平凡社『茨城県の地名』も例示〕。 両縁起以外には、寺の起源に関する史料や什物等は残されておらず、行基や空海については他の文書による裏付けがない。しかし日英を開山とする記述については、関宿(現野田市)の実相寺にも同様の由緒があ.ることから、何らかの史実を反映すると考えられる。水海は古河公方重臣・簗田氏の拠点であり、関宿実相寺は簗田持助の関宿移封時に別建されていることから、水海実相寺と関宿実相寺は起源が同じである。〔 当寺院の成立と発展に関しては、日英教団の活動、および簗田氏の城下町・水海の発展が大きく影響している。さらに水海柳原は常陸川・香取内海水系最奥部の港湾都市であったことから、商工業者を中心とする日蓮宗信者集団がこの寺の起源と発展に関わったと考えられている。〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「実相寺 (古河市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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